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ハリポ

最後までよみました。

感想というか、なんというか、ネタばれというか内容知ってるの前提でだらだら書くので、まだ読んでない人は読まないでください。。。

最後、泣きました。
本読むの自体何年ぶりなので、まさか本で、ハリポで泣くとは…不意打ちでした。

一巻、まだ記憶に新鮮なのは、最初にセブルススネイプ教授が地下の教室に入ってくるところ。扉をバーンってあけて、黒いローブ翻しながらつかつか教室歩き、次々カーテン閉めて。確かそんな感じだったかな。期待に胸ふくらませた一年生が一斉に静かになる、印象的な登場。
一巻で実は悪人ではなくハリーを助けてくれてたってわかった時から、きっとこの人はこういう生き方を貫いてるんだろうと感じました。だから、ヴォルデモート側に組してたとしても、それはダンブルドアの息がかかって密偵としてだと信じてました。

七巻の最後の最後までセブルスの過去話が出てこなかったので、少し不安になったけど。信じててよかった・・・

ダンブルドアの利己的なのは、老いて節度を知っただけで、結局変わってないと思いました。人間的ですごく理解できるけど、才能あるだけに回りの者の運命を狂わせすぎる…セブルスに関しても、セブルスの性格を熟知したうえで、リリーという傷をえぐって鎖でつないで、利用するだけ利用してたようにしか思えない。結局は、「世界の、全体の正義のため、利己ではない」みたいにふるまっても、原動力は過去の自分の過ちへの償い。セブルスやハリーが持ってたような、個人個人に対する愛は、ダンブルドアは口で言うほど実践してないのではないかと。
ダンブルドアは、トムリドルより賢いから自分の本質に気づいて、本質を押し殺して一生仮面をかぶることを自分に課したようだけど、それでもその世界の救い方や人(セブルスとかハリー)の使い方には、やっぱり個人個人への愛は感じられなくて、ただ、過去への償いをいかに上手く仕上げるかっていう、自分の保身に向いている気がしてならない。。。

…私がひねくれてるから?(笑)

セブルスは、本当に組み分け帽子が生み出した犠牲者だと思う。。。スリザリンに組み分けされた時点で、ルシウスに逆らうことなんてできないし。グリフィンドールに入っていれば、全く別の人生があったろうに。
あの、誰にも涙を流されずに闇の中で息絶える最後は、あまりにかわいそうすぎる。最後の一言が、「僕を見てくれ」だなんて。

ハリーへの執拗な嫌がらせの数々は、もしかしたらセブルスの唯一のSOSだったのかもしれない、と思う。無意識に、リリーの残した子供の記憶に、少しでも跡をのこしたかったんじゃないかと。
そして、生前に決して誰からも与えられることのなかった温かい愛を、ハリーからアルバス・セブルスとして受けるんだ。。。

ハリーの口から「最も勇気あるスリザリン生の名だ」って出た時、号泣でした。

願うのは、学校を守った栄誉ある歴代校長の一人として、校長室の肖像画に飾られててほしい、ということ。
あるいはどんな形でもいいから、自分の一生が報われ、生前には受けられなかった愛を受けているのだと、死後のセブルスに届いていてほしい。

セブルス贔屓の私だからかもしれないけれど、ハリーとセブルスはある意味表裏だったような気がします。グリフィンドールとスリザリンの両方に入りえた、境遇の似た少年二人が、それぞれの道を生き抜いた話だったのではないかなぁと。

死後の世界がセブルスをやすらかに迎えてくれたのなら良いです……。

あと、他の人について触れるなら、ルーピン。
彼も好きな登場人物でしたが、最後にトンクスと幸せになれて本当によかった。ジェームズやシリウスは育ちがいい、悩みの少ない部類の生まれだったから、ルーピンは一緒にいても心の底から同調したり、弱音を吐いたりできることはなかったのではないかなぁ。その点、トンクスはことの重大さを受け止めたうえで、一緒にその道に付き合うと覚悟し、子供も産んだのだから、ルーピンを本当に心から愛したのだし、それがルーピンにも伝わったと思います。最後の戦場にトンクスが追いかけてきたのも、結果一緒に命を落としたのも、二人が本当に幸せに愛し合ったからこその結末なのだと納得できました。リーマス・トンクス夫妻大好きです。

あとは赤毛の双子。。。
どんな悪状況も笑ってかわし、回りの人間を奮い立たせるようなタイプだったから、絶対にそれはないと思ってました。ただ、そのように描いてきたからこそ、フレッドの最後が、強烈に戦の現実感(?)を際立たせている気がします。19年後の話に、ジョージが出てこないのがとてもいやだけれど、たぶん、ジョージなら半身もがれた苦しみに茫然自失となっても、再び強くフレッドの分も生きて行ってくれるのではないかと思っています。
…ただ、あの店はもう再開しないのではないかなぁ。ずっと二人でいたずらを考えてきたジョージにとって、フレッドを欠いたままいたずら商品を開発することは、難しい気がします。。。チャーリーの後とか追って、ひとりで旅してたりするかも、とか。

そんな感じです。。
まぁ大した読解力や分析もなく、ろくなこと考えてもないけど。しばらくはやっぱりセブルスの生き様と死に様が頭から離れないだろうなぁ……。

でもやっぱり、セブルス好きでよかった。とても物語を楽しめました。

半純血のプリンスにして、最も勇敢なるスリザリン生、セブルス・スネイプ ホグワーツ校長に哀悼の意を表して。。。

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ハリポ⑦を友人から借りることができ、大慌てで⑥も借りました(つか弟借りてきてくれた、まじ優しい、大好き!)
⑥読んでもうセブルス万歳ってなって、そのまま会社法答練(笑)拷問かと思った…
そしてやっと終わり、やっぱ答練てなんとなく最終回はえぐいよな、帰ったら⑦よもー、ってハッピーハッピーしてたら

友人からメール
「先輩旧の論文○位(←十代)で、しかも慶応ロー学費全免だって」

…うっわぁぁぁ

十代でっか(笑)うわケタがちげぇ(笑)
おわって感想きかれて、教授に「まぁよほどのことがない限り受かってます」って答えてただけあります
てかよほどのことがあっても受かってますよ(爆笑)

すげぇなぁ、とぼんやり憧れ、同時にハリポへの興奮が嘘みたいにさめる…
ま、帰ったら⑦絶対読んでるけどね(笑)
だって気になるもの!セブルスが!

…俺も来年は受かりたいもんだぁー…(弱…)

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